Star Symphony☆ミ

主にゲーム"WorldNeverland"シリーズのプレイ日記など♪

220年・ごめんなさいと彼女は言い…

エヘヘ♪

ウチの両親は、非常に仲がいいんだと思う(=▽=;

それはとってもいい事なんだろうと思うけど、
でも、年頃のオレにとっては、
なんかこう、対処に困るというか、なんというか…(=▽=;




こんにちは、りちぇです♪
実は昨夜から前話の続きを書き始めていたんだけど、
さすがに終わらなくて、
で、今日も祝日で学校が休みだったから、
とりあえず書きあげてしまおうと思ってやっちゃいましたー♪

…っつうか、テスト勉強しろよ(笑)



ではでは、続きをどうぞ♪





-*-*-*-*-*-*-*-


朝食を済ませ、外へ出かけたオレは、
まず、ラナン区を目指す事に。

なんか、危篤になった人が居るとかで…。

オレとは特別接点は無いんだけど、
一応、顔だけ出しておこうかなって思ってね。



で、その道中、ちょっと気になるものを見かけて
思わず振り返ったんだ。



アスター神官?

というのは、ジーノがアスター神官と一緒に
どこかに向かって歩いていたんだよ。


声をかけようかとも思ったけど、
何となく予測が出来たから、やめておいた…。

おそらくジーノは、
アスター神に選ばれたのだろうと思ったから。






その後、ラナン区を目指し、再び歩き始めたら、
ちょうど向こうからポーレットがやってきたので、
ちょっと声をかけてみた。


「あれ、ポーレット。朝早いね♪」
「ええ、ちょっと知り合いのお見舞いに行ってて。」

そっか、ポーレットも見舞いに行ってたのか。
オレは朝食食べてから出てきたけど、
この様子だと、
ろくに朝食食べてないんじゃないのか~?(=▽=;



「ねえ、ポーレット。」
「うん?」


ハールはいかが?

「ハールで良かったら食べる?」

たまたまハールを持ち合わせてたんで、
ポーレットに差し出してみたら、
「え、いいの?食べる!食べる!」
て、喜んでくれた♪

…っていうか、こんなに喜ぶんだったら
もうちょっといい料理出せば良かったな(苦笑)


なんか、昨日は緊張して
ろくに顔も合わせられなかったけど、
この調子ならデートの方もうまくいきそうだ!(≧▽≦)b



と、そう思ったところへ、一人の男がやってきた。



どこに行くの?

「おっ、ポーレット。どこに行くの~?」
「あらイゴールさん♪これから自宅に行くところよ。」


……なんだこいつ?(==;
なんか馴れ馴れしいぞ。


オレは思わずヤツの肩に手をかけ、
声をかけた。



何してるの?

「なぁ、何してるの?(=△=#」
「なっ?…えと、ちょっとね。」


イゴールと呼ばれていたコイツは、
オレから目を逸らした。

どうやら、オレの迫力に対して怯えているようだ…?


…おっと、いけね!
ポーレットの手前、
あんまり変なところは見せられないな…(=▽=;



オレは少し気を静めて、
改めてイゴールに聞いてみた。

「っていうかさ、おまえ、誰だっけ?(=▽=;」
「…っていうかその…、俺たち同級生なんだけど…。」
「………そうだっけ?(=v=;」

イゴールにそう言われて、
オレは学校での生活を思いだしてみたんだけど、
やっぱり、なんかピンと来ない…(==;

そんな様子を見かねてか、
イゴールがフォローを入れてきた。

「ほとんど接点が無かったから、思い出せなくても無理ないかも。」
「…そっか、ゴメン(=▽=;」

3年間一緒に学んできて、
ここまで印象が無いっていうのも珍しいというか(=▽=;

相当影が薄かったに違いない(==;




その後、二人と別れて、
オレはラナン区を目指す事に。

そして、たどり着いたのは、ラナン区3-4。



今までありがとう

今日危篤になったのは、カナタさん。

たまにその辺を歩いてるのを見かけた事はあったけど、
これといって、接点は無かったから
それほど話らしい話は出来なかったんだけどね…。

ただ、なんか、
オレの爺さんには少し世話になった事があったらしく、
爺さんの代わりにお礼は言われたけど(=▽=;


…爺さん、か。

オレの爺さんは先代の国王にあたる人なんだけど、
ちょうど爺さんが国王になった頃、
カナタさんはこの国へやってきた移住者だったらしい。

この国に移住してきて、
愛する人と結婚し、子どもにも恵まれ、
奥さんには先立たれてしまったけど、
幸せな人生を歩めたって言ってた。

オレが感謝される理由は無いけど、
オレの爺さんは、ちゃんと国王として
国民の幸せを考えてた人だったのかな、って
何となくそんな風に思えた。




-*-*-*-*-*-*-


カナタさんの家を後にして、
オレはとりあえず牧場の小屋へ行ってみた。

っていうか、まだお昼まで時間もあるし、
少し仕事でもしようかな、と思って。




頑張ろうね!

で、ポーレットやジョーディが居たから
仕事頑張ろう!って声を掛け合ってみたり。


……っていうかジョーディ、
何となく、昨日よりやる気がみなぎってるような気がするな?

さては、恋人でも出来たかな?(笑)


そう思ったんで、それとなく探りを入れてみたら、
リディアーヌと付き合い始めたとかで…。

そういえばコイツも、
リディアーヌと仲良かったっけな。



まぁ、リディアーヌなら
仮に王妃になったとしても
ちゃんとやっていけるくらいの資質は備えてるだろうから、
こいつが彼女を選んだっていうのは、分かるような気がする。

まぁ、王妃としては、
一番の適任者だろうな(=▽=;


だからといって、
彼女を諦めるとか、そこまでお人好しじゃないから
オレは今まで通りにやるけどな♪





-*-*-*-*-*-


さて、その後、
ハールの庭園に向かおうとしてたところへ
アスター神官がやってきた。


何してるの?

「何してるの?」

そう話しかけてきた彼は、友人のジーノだった。

そっか、そういえばコイツ、
しばらく前にアスター神官に連れてかれたんだったな。

でも、実際こうしてアスター神官の衣装に身を包むと、
なんていうか、様になってるっていうか、
少し、凛々しく見えるな!(笑)

まぁ、コイツの場合、
そうじゃなくても真面目だから、
きちんと仕事はするだろうし、
新成人の中じゃ、一番の適任者だったんだろうな。





-*-*-*-*-*-


その後、オレはハールの庭園に着いたわけだけど、
まだポーレットは来ていないようだった。

う~ん、ちょっと早く来すぎちゃったかな?


そんな事を思いつつ、
しばらくボーっとしていたら、
誰かが背中をつんつんと押してきた。


……ふっ、ポーレットのやつ、
なんか可愛いこと、してくれるじゃないか…♪(笑)




そんな事を思って、振り返ったら、


どこに行くの?

ポーレットじゃなくって、エリアだった罠!(=▽=;

「ねえ、リード。どこに行くの?」

多分、好奇心で聞いて来てるんだと思うけど、
エリアは笑顔でオレにそう聞いてきた。

あ、ちなみにエリアは、オレの従姉妹で、
亡くなったリン伯母さんの娘。


「ん~、多分西じゃないかな?」

まだ行き先も決まってないから分からないけど、
どうせそんな遠くにはいけないだろうし、
オレは適当にそう答えた。


するとエリアは、にこっと笑い、

「へ~♪…それって、デート?」

とかぶっこんできた!(=▽=;


思わず噴き出しそうになったが、
落ち着け、落ち着け自分…。

「オレだって、デートのひとつやふたつくらいするさ。」
「へ~、大人だね~♪(≧▽≦)」

てっきりもう少し色々聞かれるのかと思ったけど
そんなに大したことは無かったな。

結局、「それじゃあ、ごゆっくり~♪」とか言い残して
どっか行っちゃったしな…(=▽=;


一応、空気を読んでくれたのかな、あいつ。





その後、少しして、
今度こそポーレットがやってきた。

急いで走ってきたのか、少し息がはずんでる…♪


お待たせ!

「お待たせ!どこに行く!?」

呼吸を整えながら、彼女はそう聞いてきた。
オレは、彼女の呼吸が少し落ち着くのを待って、
それからこう言った。

「おまえが決めて!」と。

……正直言えば、
こういうときにどんなところへ連れて行ったらいいか、
イマイチよく分かってないんだよねー(=▽=;

さすがに学校の裏で草滑りとか、
精霊の木でしーぽん探したりとかするわけにもいかないだろうし。

さすがに女の子の行きたいところなんて、
オレにはよく分かんないし!(=▽=;




というわけで、ポーレットに行き先を任せてみたら、


劇場に行こう

「じゃあ…、劇場に行こう!」

ということになった。

っていうかさ、
普段劇場って何もやってないんじゃないのか?(=▽=;

それとも、何か楽しめるようなアトラクションみたいなものが
用意されてるんだろうか…?

オレはそんな事を思いつつも、
とりあえず、ポーレットと共に劇場を目指す事にした。





-*-*-*-*-*-


ちょっとね

オレはポーレットに手を引かれ、
劇場へと歩いて行った。


…なんか、ポーレットのやつ、
昨日は凄く緊張してたみたいだけど、
今日は何だか大胆だな♪

でも、なんかこういうのも悪くないかも…♪



だけど、この時はオレは気づいていなかった。

リディアーヌが切なそうに
オレたちの後ろ姿を眺めていた事に……。






-*-*-*-*-*-


大丈夫よ

劇場に着くと、ちょうど他のカップルも
デートを楽しんでいるところだった。


とはいっても、向こうはご夫婦だけどな(=▽=;



……しかし、劇も上演されてないし、
ただ舞台があるだけなのに、
何でこんな場所でデートなんか……?

大通りに面してるとはいっても、
一歩引っ込んだところにあるから、
普通、用事が無ければこんなところに来ないしな…。


……もしかして、
この場所って、本来殆ど人が来なくて、
やりたい放題な場所なのか!?(=□=;
←ぉぃw


オレは思わずドキッとした。
まさか、ポーレットが
ここまで大胆に攻めてくるとは…!(==;



と、その時、急に彼女が振り返り、
オレに向かってこう言った。


光り輝いているようだよ

「あなたと一緒だと、
 この劇場がまるで光り輝いているようだよ♪」


……その笑顔が、オレには眩しすぎて…!

いや、劇場が輝いているんじゃない。
光り輝いているのは、おまえだよ、ポーレット…。



だけど、なんだろうな。

劇も何も上映してなくて、人もいない劇場だけど、
なんか、心が躍るっていうか、
なんていうんだろうな、こういう感覚。


こんな何にもない劇場なのに、
凄くロマンチックな場所に思えてきた気がする。

これは、ポーレットがかけた魔法なのか?



「オレも、そう思うよ!」

オレがそう返すと、彼女は嬉しそうににこっと笑うと、
少し気恥ずかしそうに

「これからもよろしくね♪」

と言って、
とびっきりの笑顔を向けてきた!(//▽//)



やばい!
かわいすぎるっ!!(≧▽≦)






おまえとデートできるなんて

「おまえとデートできるなんて、オレは幸せ者だ。」

オレは、心に思った事を
素直にポーレットにぶつけてみた。

だってさ、子どもの頃は
どんなに遊びに行こう!って誘っても
一緒に遊びに行ってくれなかったんだよ?

だから、オレは大人になってから
こうしてポーレットとデートができるなんて
全然思ってなくって…。

オレのことは、嫌ってるんじゃないかって
そう思っていたしね…(=▽=;


それに対して彼女は、
「ありがとう」って、はにかみながら答えてくれた。

っていうか、その笑顔がまた可愛いんだ!(//▽//)




…だけど、それでもまだオレは不安に思ってる。

学生時代、あれだけ人気が高かったポーレットが、
オレ以外の男になびかないとも限らないし、
またこうしてデートしてくれるかも分からない。

もしかしたら、これっきりになる可能性だって
あるかもしれないんだから…。




正直、これを聞くのはためらわれたが、
オレは思い切ってポーレットに聞いてみた。

「またオレとデートしてくれるか…?」

不安な気持ちを隠しつつ、
オレはポーレットの返事を待つ。



そして、彼女の口から出た答えは、


私でよければ

「ええ…。私でよければ喜んで…♪」

……えっと、それって、
今後もオレと付き合ってくれるって、そういうことだよね…?

「いや、むしろオレでいいのか…?」
「ええ。こうしてあなたと一緒にいれて、本当に嬉しい…♪」

そういうと、彼女は赤くなって、うつむいてしまった。
でも、それが好意的なものである事は
その様子から見て取れる。


オレは思わず彼女を抱きしめ、
そして、耳元で囁いた。

「今日は一緒にいてくれて、サンキューな…♪」

すると、彼女は耳まで赤くした後、
オレの背中に手を回して、そっと抱きしめ返してきた。

オレは何だか嬉しくなってしまって、
抱きしめる腕に更に力を込めた♪


…と、さすがに少し力を込めすぎたかな?と思い、
少し身体を離し、彼女の顔を見やると、
きょとんとしたオレの顔が可笑しかったらしく、
彼女が噴き出して笑い始めたので、
つられてオレも笑ってしまった♪



-*-*-*-*-*-


送ってくれてありがとう

その後、ポーレットを家まで送り届け、
ほんのり別れを惜しむオレ…。


別れっていったって、
会いたくなったら会いに来ることもできるんだし、
そんなに悲観的になる必要はないんだけど、
でも、出来ればもうちょっと一緒にいたかったな…(==;



そう思ったオレは、
ポーレットにこんな質問を投げかけてみた。


聞きたいことあるんだけど

「ポーレット、聞きたい事あるんだけど…。」
「どうしたの?」


オレが改まって聞くもんだから、
ポーレットも少し驚いているみたいだ。

「いやぁ、そんな大したことじゃないかもしれないんだけど…。」
「うん…?」
「えっと、その…、ポーレットは、オレの事、好き…?」


…オレにはまだ分からないんだよ。

学生時代、ポーレットとはおしゃべりしたりした事はあったけど、
一緒に遊びに出掛けることも無かったし。

オレ以外にもポーレットと仲のいいヤツはたくさんいた。
なのに、本当に、オレでいいのかって。

本当はオレの事、嫌ってるんじゃないのかって…。

オレは、正直なところ
不安で不安で仕方がないんだよ。


今は良くても、
その内、どこかへ行ってしまいそうで…。



しかし、彼女は不思議そうに首をかしげ、
オレにこう答えを返してきた。




オレの事好き?

「もちろん、大好きよ。」

彼女としては、何でそんな事を聞くんだろう?って
不思議に思ったらしい…(=▽=;


「っていうか、本当にオレの嫌ってない…?」
「え、どうして?」
「だってほら、オレ学生時代おまえと二人で遊んだこと無いし…。」
「そう?」
「え…?」

思わず思考が停止した(=▽=;
っていうか、ちょっと待てポーレット…。

その口ぶりだと、
オレが忘れているだけで、
遊んだことあるよって言いたいみたいじゃないか…(=▽=;




オレが焦っていると、
ポーレットはこんな話をしてくれた。

…そういえば、そんな事あったなぁって
オレも懐かしく思ったけど♪





-それは学校に入学して、
初めてみんなで遠足に行った日の事。


その日はちょうど入学式の次の日だったんだけど、


学校の裏

オレ、入学式の後、お袋にすごく怒られてさ…。

だから、遠足の時も、
なんか少し元気が無かったように見えたらしい。


で、遠足が終わって、花壇に種を植えた後、
ポーレットがオレに「あそぼ~?」って声かけてくれたんだよ。

でも、花畑で遊ぶってなると、
当然、花を摘んで何かを作るとか
そんなくらいしか思いつかないじゃないか(=▽=;



で、ポーレットはオレを元気づけようとして
必死に花で何かを作ってくれたんだけど、
あまりにその出来が微妙だったから、
オレ、見てられなくなっちゃってさ…(=▽=;

それで、ポーレットが作ろうとしていたもの、
オレもまねて作ってみたんだよ。

そしたら、
ポーレットより上手に作れちゃってさ(=▽=;

しかもその時オレ、少しささくれてたから、
「こんなの、簡単にできるよ!」って
って、ポーレットを馬鹿にするような事言っちゃったんだよな…。

オレ、ホント馬鹿だからさ、
ポーレットがオレを元気づけてくれようとしてた事にも、
全然気がついてなくってさ。


オレは元々手先が器用らしくって
やり方さえ分かれば、比較的何でも作れちゃうんだけど、
ポーレットは逆なんだよな…。

頑張ってもなかなかうまく形にならないっていうか、
根本的に不器用なんだろな…。


で、結局、彼女を泣かせちゃったんだよな…(=▽=;


だけど、オレはその時の事をずっと気にしてて、
その後は何とか仲直りしようって思って頑張ってきたけど、
結局今まで、その事に関して謝れずじまいだった…。




「あの時はホントごめん……。」

思わず、オレの口から言葉が出てきた。
あれ…?
今まで言いたくても言えなかった言葉なのに…。


「…リードさん。」

ポーレットがオレにハンカチを差し出した。
あれ、オレ…、泣いてるのか…?(=▽=;

なんかめちゃめちゃ恥ずかしい気持ちになって、
知らずに流れていた涙も止まってしまったけど、
折角なので、ハンカチは借りることにした。


ハンカチで濡れた頬を拭き、
何となく苦笑いを浮かべてしまったオレ(=▽=;

あぁ、恥ずかしくて死にたい…(笑)



「リードさん、あのね…?」

と、ここでポーレットが話をし始めた。




なんか、彼女が言うには、その話には続きがあって、
実はこんなやり取りがあったんだそうだ(==;


ポーレットを泣かせてしまった原因は
「こんなの、簡単にできるよ!」だけじゃなく、
更にもっと色んな事を言ったかららしい…。


彼女が言うには、
「おまえ、ホントに工芸家の娘か?」とか
「こんなのも出来ないのか?」とか
「おまえは工芸家にならない方がいい」とか
なんかもう、相当オレになじられたらしい…(=▽=;


でも、泣きだしたポーレットを見て焦ったオレは、
彼女にこんな事を言い残して、去ったらしい。

『悔しかったら、オレに負けないモノ、作ってみせろよ!』

……っていうか、ホント
オレってサイテーだ…(=△=;




その後ポーレットはひそかに練習をして
花細工が作れるように頑張ったんだそうだ。

だけど、あんまりそういうところを見られたくなくて、
あんまり人の来ない勇者の公園とかそういうところで
練習してたらしい…。


ちなみに、オレが遊びに誘っても
一緒に遊びに行ってくれなかった理由は
決してオレをキライだからとかそういうんじゃなくて、
まだ満足できる作品を作れなかったから、
オレと一緒に遊びに行くわけにはいかないと思ったかららしい。




「…あれ、じゃあさ、今はもう作れるようになったの?」

オレはふと疑問に思って、彼女にそう聞いてみた。
だって、現に今はこうして二人で遊びに行ってるし…。

そう聞くと彼女は苦笑いしながらこう話してくれた。


実は、オレは彼女に
とんでもない事を言ってたらしい(=▽=;



それは…


悔しかったら、オレに負けないモノ、作ってみせろよ!

…でも、もしどうしようもない時は、オレに言え!
オレが何とかしてやるから!





「その時に思ったんだ。大きくなったらこの人と一緒に居たいって…。」
「ポーレット…。」
「私ね、本当は怖いの…、家業を継ぐのが…。」
「え…、それってどういうこと?」
「…私には、才能が無いから、きっと立派な天使像は作れない。」
「………。」
「自信が無いの…。」

そういうと、ポーレットはぽろぽろと涙を流し始めたので
オレは、そっと彼女を抱きしめた。





お袋がいつもこんな事を言っていた…。

工芸家が本気を出せば、
もっといい作品が作れるはずだって…。

だけど、最近の工芸家はろくな作品を作らないって。



…そうじゃなかったんだ、お袋。
工芸家はいい作品を作らないんじゃなくて、
きっと、作れなくって悩んでいるんだよ…。

周囲からプレッシャーを浴びせかけられながらも、
それでも頑張って作品を作っているんだ…。


いずれ時がたてば
この子も家業を継いで工芸家になる…。

きっと、周囲からは
こんな天使像しか作れないのかと
バッシングを受けることになるだろう。

そんな彼女のために、
オレに、何ができるだろうか……?




そんな事を考えていると、
彼女はうっすらと笑顔を浮かべ、
一言「ごめんなさい」と言った。

そして、オレの腕を解くと、
外へと飛び出していった。







えっと…
ちょっと情報を整理してみるとだな…。

つまり彼女は、
オレの言葉を間に受けて
いい作品を作れるように頑張ったけど、
どうにもならなかったから、
オレに何とかしてもらおうと思ってる、って事?(=▽=;

いやいやいや。
オレだって工芸家の事までは、良く分かんないよ!

ただ、手先が器用ってだけで…(==;



…とりあえず、あんまり深く考えるのは辞めだ。
ひとまず、ポーレットの後を追おう!





-*-*-*-*-*-


その後、ポーレットを探して
オレはあちこちを見て回った。

そして、野菜畑にそれらしい人影を見つけ、
駆け寄ったその時…。



そんな事言わなくても

オレは、聞いてしまったんだ。
ポーレットがジーノにたずねた言葉を…。


ちょうど、ポーレットとすれ違ったけど、
彼女は逃げるようにその場を去っていった…。


さっき彼女、ジーノにこう聞いてたよな?
『私の事、好き?』って…。

それって、どういうことだよ、ポーレット!






その後もあちこち見て回って、
再びポーレットを探し当てた!


こんにちは

…今度はジョーディか?

なんだろな、この感情…。
まるで裏切られたような、悲しいような
複雑な気持ちだ(==;


オレが二人に近づこうとすると、
ポーレットがそれに気づいたらしく、
川辺の方へ逃げようとしたので、
オレはポーレットを追い、手をつかんで引きとめた。


ポーレット、なぜオレから逃げる?
おまえは一体、何がしたいんだ…?




何してるの?

「ポーレット、何してるの?」
「……ちょっと、ね。」


さっきのジーノとのやりとりにしろ、ジョーディにしろ、
オレは、今、非常に面白くない気持ちだ。

ホント一体、何を考えてる…?



「ごめんなさい…」

オレの手を握る力が強かったのか、
彼女はうつむき泣き始めてしまったので、
オレは思わず手を放した。

そして、彼女は
泣きながらその場から走り去ってしまった…。


オレは彼女の後を追わず、
「くそっ!」と足元の小石を蹴った。

どうして…、なぜ泣く…?
泣きたいのはこっちだよ…。



とりあえず、ポーレットのその後が気にはなったが、
今追いかけたところでどうにもならないと思い、
オレは適当にその辺をぶらぶらしながら
頭を冷やすことにした。




-*-*-*-*-*-*-


大通りを歩いていると、
向こうからヨランダが手を振りながらやってきた。

それに気付き、オレも手を振り返す。



飲みに行かない?

「リード、ちょうど良かった♪今から飲みに行かない?」
「ああ、いいよ。行こう行こう!」


酒を飲むと嫌な事も忘れられるって聞いた事があるし、
誘ってもらってちょうど良かったなって思って。

…ついでだし、こいつに少し相談に乗ってもらうかな?





-*-*-*-*-*-*-*-


酒場に到着し、そしてオレたちは
また肩を落とす…(==:


でなおそっか

「今日も何もないな…。」
「しょうがないね、また来よう。」


昨日も飲みに来たけど何もなくって
そのまま帰ったんだよな…。

今日はまだ少し時間も早かったから
大丈夫かなって思ってたんだけど、
マスターがまだ来てなかったのかな(==;



「それじゃあリード、またね♪」

ヨランダがオレに手を振り
帰ろうとしたんだけど、
オレはとっさにヨランダの手をつかみ、
彼女を引きとめた。

「ほえ…?どしたの、リード?」
「悪い、ちょっと話付き合ってもらえない?」




-*-*-*-*-*-*-*-


オレたちは外を歩きながら
お互いの恋愛について、少し話をした。

ヨランダの場合、
ジーノがアスター神官になってしまったから
そんな彼とどう付き合っていったらいいか、悩んでいるらしい。

やはり、神官というのは神聖なものだし、
色恋にうつつを抜かすわけにもいかないだろう。

そうじゃなくても、ジーノは真面目なやつだ。

ヨランダもそれを分かっているから
頻繁に彼の元を訪ねたら、
仕事の邪魔になりそうだとか考えたりして
彼女なりに苦悩しているらしい。

ただ、今自分がどうする事が
自分にとっていい事なのか、
その部分に関しては、答えが出ていないようだけど。



一方オレの事情も説明した。

ポーレットとデートに出かけた事、
その後、彼女を泣かせてしまった事、
そして、どうしたらいいかわからなくなったという事…。



「お互い、大変だね…。」
「ああ。誰かと恋するのがこんなに大変だとは思わなかったよ…。」
「そうだね…。」

こんな事を話してたって、
すぐに問題が解決するとは思ってないけど、
心なしか、気持ちが楽になったような気がする。

「とりあえず、思ってるだけじゃ気持ちは伝わらないよね?」
「……そうだな。」
「リードはさ、もっと彼女と一緒にいるべきじゃない?」
「そうか?また泣かれるかもしれないのに?」
「じゃあさ、何で彼女は泣いたんだと思う?」
「え~?…何でって言われてもな。」
「まぁ、あたしも本人じゃないから分かんないけどさ。」
「なんだよそれ(笑)」
「でも、理由が無ければ、泣く必要もないでしょ?」
「…そりゃそうだ。」
「でもその理由が分からないなら、知るしかないんじゃない?」
「………そうだなぁ。」


オレは、あの時の事を少し思いだしてみる。

彼女は自分の将来について、すごく不安を抱えている。
それと同時に、オレに助けを求めていた…?

だけど彼女は、ごめんなさいと言い、
その場を去った。

なぜだ…?
なぜオレに謝る……?

自分の都合を
オレに押しつけようとした事に対する謝罪か…?


でも、それにしても
他の野郎と話していたのはなんだ?

特にジーノ。
あいつはポーレットとどういう関係なんだ?
好き?ってどういうことだよ…?


分からない…。
だけど、分からないなら
聞くしかないよな、真実を…。



オレが真剣に考え事をしていると、
ヨランダがオレに話しかけてきた。

「ごめんね、そろそろ帰らなくちゃ。」
「ああ、ごめん。今日はサンキューな。」
「ううん、こっちこそ。じゃあ、またね!」

そういうと彼女はオレに手を振り走り出した。
オレもそんな彼女に手を振り返す。



「…あっ!」

突然彼女が何かを思いだしたようで、
こっちへ引き返してくる。

…なんだ?(笑)
オレは思わず可笑しくなって笑った。


そして、彼女はオレに近づき、
内緒話をするみたいに、オレの耳元に囁いた。



遊びに行かない?

「リード、今度さ、二人で遊びに行かない?」
「はぁ…?まぁ、いいけど(笑)」


正直、ヨランダとおしゃべりをしていると、
気持ちが楽に感じる部分はあったしな♪

…まぁ、お互い本命が別にいるから、
気楽にしゃべれるって感じなのかもしれないが(笑)

まぁ、デートって言っちゃうとアレかもしれないけど、
恋愛抜きに一緒にどっか出かけて気分転換するのも
案外悪くないかもしれないって思った。


…まぁ、それでもヨランダの場合は、
ジーノを捕まえて、もっとデートなりした方がいいと思ったけどな♪






-*-*-*-*-*-


さて、ヨランダは帰ってしまったし、
オレはどうしようかな…。

やっぱり、気になってる問題は
早めに解決しておくべきか……。


よし…。



そうしてオレは、ポーレットと話をするため、
彼女を探すことに。

すると、フライダ区の方へ入っていく姿を見かけたので
オレは慌てて追いかけた。


そして、彼女に気づかれないようにそっと近づき、
背後から彼女の腕をつかむ。


「……!?」
「ごめん、びっくりさせて。少し話、いいか?」

すると彼女は力なくコクリと頷いた。

別にオレは、彼女を苦しめたいわけでも
泣かせたいわけでもないんだけど、
こういう顔させちゃってるのは、オレのせいなんだよな…。




「あのさ、ポーレット…。」
「うん…。」
「もし、良かったら、だけどさ…。」

一瞬、言葉に詰まる。
でも、オレは勇気を振り絞って言った。

「明日、またどこかへ行かないか?」

…言えた~(=▽=;
いや、待て。
まだ安心するのは早いぞ…(==;

昼間、あんな事があったばかりだ。
断られる可能性だって、ないとは限らない…。

オレは、ポーレットの返事を恐る恐る待った。


「……いいの?」

彼女は、かすかな声でオレに聞いた。


「……本当に私でいいの…?」

彼女の目が、潤み始めた。
…マズイ、このままだと、また泣かれる…!(=▽=;

オレは、動揺しつつも、彼女にこう言った。


「……ダメ、かなぁ…?(=▽=;」

口にした後で、
彼女の問いかけの答えになってない事に気付いて
うわぁ…、やっちゃったよ…!って内心思ったけど、
オレが彼女としっかり向かい合いたいと思った気持ちは
相手には通じたみたい…?



いくいく~!

「行ってもいいかな…?ううん、行きたい…!」

彼女は戸惑った表情を見せつつも、笑顔を向けてくれた。
……はぁ、良かったぁ~(=▽=;

オレはポーレットをつかんでいた手を放し、
両手でポーレットの手をそっと包んだ。

彼女は、驚いたのかきょとんとした顔をしていたけど、
そんな表情も愛しいと思った。



「ありがとな、ポーレット…。」

思わず口から出てしまったその言葉は、
ポーレットの頬を赤く染めた。

……やばい、可愛いっ!(笑)

どうしよう、このまま見つめてたら
彼女を帰したくなくなっちゃうかもしれないぞ?(=▽=;

とりあえず、落ち着け、オレ!



「そ、それじゃあまた明日、な!」
「うん、また明日。ハールの庭園で…♪」

オレたちはお互い照れまくりで、
口調もたどたどしかったけど、
何だかこう、心の中に巣食ってたもやもやしたものが
すーっととけたような、そんな心地だった。



そしてオレたちは、
それぞれ家へと帰って行ったのだった。






◇今回のあとがきコーナー

…やばい、なんか事態をややこしくしてしまって、
どう収集を付けようか、かなり悩んでしまった!(=▽=;


とりあえず、私の文章力でどこまで表現できたか
正直自信が無いので、
個人的見解を載せておきますね~(≧△≦)ノ



・リードとポーレットの関係

 卒業時に友人関係だった事を考えると、
 それほど仲が悪いってわけでも無さそう?

 でも、一緒に遊びに行くほどの仲の良さではない。

 だけど、その割に友人リスト上位にいた事を考えると、
 リード的には、ポーレットの事はかなり意識していていて
 もっと仲良くなりたいと思っていたに違いない?


 あと、学校で見かけた事がある光景
 リード「遊びに行こうよ」 
 ポーレット「またつぎに~」
 に関しては、仲良くなりたいリードとは反対に
 ポーレット側にリードと遊びに行けない理由があったものと推測。

 その理由が何か?と考えたところ、
 ポーレットがリードに対して引け目を感じるような事があって
 誘いを受けないのではないかと推測。

 ちなみに、ポーレット自体は
 ハニガン家にひょっこり遊びに来る事があったので、
 リードの事を嫌っているわけではないと思われる。

 ただ、一緒にどっかいけない理由があっただけじゃないかなと。


 その理由を考えたときに浮かんだのが、
 "モノづくりの才能"ですねー。

 将来工芸家になるであろうポーレットは、
 特にモノづくりに長けてるわけではない普通の子。

 一方、リードは、
 生まれは普通の家でも、
 工芸家レベルの器用さを持つ男。
 (ファルケの啓示~)

 確執だとか、衝突があるとしたら
 多分、そのあたりの事じゃないかな…?

 でも、確執みたいなものがあるとしても、
 卒業時には友人関係って事を考えると、
 何か衝突するような出来事があったとしたら、
 入学後間も無い頃だろうなー?って思った感じ??




まぁ、そういう事を考えていたら
今回の話が出来上がったって感じかな?

ただ、ポーレットがリード以外の男の子と遊びに行ったりとか
ジーノに大して好き?って聞いた事に関しては、
実はまだ構想を練りきれていないので、
後にこの時の出来事をどう言い訳するか
現在、非常に困ってます(笑)


まぁ、なるようになれ!ということで~(=▽=;





それでは今回はこの辺で♪
ではでは、またまたー♪(≧▽≦)ノ
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