Star Symphony☆ミ

主にゲーム"WorldNeverland"シリーズのプレイ日記など♪

220年・遠い日の想いを花冠に込めて

お出かけっと

朝、外へ出かけてみたら、
デート中のリディアーヌを見かけた。


何だか張り切ってるっていうか、
楽しそうに感じたから、内心ホッとしたのが本音かな♪



さて、さすがにデート中の二人を邪魔するのも野暮なんで、
オレはそのまま来た道を引き返すことに。




-*-*-*-*-*-


城門のところまで戻ってくると、
ちょうど、従兄弟のゴンサレスさんを見かけたので
声をかけてみることに。


「おはようございます、ゴンサレスさん。珍しいですね、こんな朝早くから。」
「やあ、リードくん。いやぁ、ちょっと気になる事があってね。」

ゴンサレスさんは、
現在国王をしているリア伯母さんの息子さんで、
この国の王太子。

つまり、ジョーディの父親ということになる。

っていうか、ウチのお袋は5人姉妹の4番目で、
リア伯母さんは長女だから、
従兄弟といっても、それなりに年が離れてたりするんだよな(=▽=;

しかし、ラナン区からここまで
それなりに距離もあるし、
特に用もないのにわざわざ朝早くから
こんなところに来る用事なんて…。

オレは何となくピンと来たので、
何気なく聞いてみることにした。


「……もしかして、ジョーディですか?」
「あれ、分かっちゃった?(笑)」
「さっきデートに行くのを見かけました。」
「いやぁ、過保護って言われても仕方ないけど、
 何だか、ジョーディの事が心配で、
 ついつい様子を見に来てしまってね。」

ゴンサレスさんは、少し照れくさそうに笑った。

ちなみに、ゴンサレスさんは、
数年前に奥さんを亡くし、
それから今まで、一人でジョーディを育ててきた。

奥さんとは年齢がかなり離れていたから、
結婚を決めた時には、
こういう事になる可能性も覚悟していたらしいけど、
でも、その分、子どもに対して
過保護になってしまうようだ(=▽=;


「僕はシェイラと結婚して、幸せではあったけど、
 そのシェイラはあの子が小さいころに亡くなってしまったから
 色々寂しい思いをさせたと思うんだよね。
 だから、あの子には、幸せになって欲しいって、そう願ってるんだ。」
「…そうですね、オレもあいつなら
 リディアーヌの事、大事にしてくれると思うし、大丈夫だと思いますよ。」

ふと二人が歩いていった方向に目をやると、
既に二人の姿は見当たらなくなっていた。
おそらく、果樹園あたりにでも行ったんだろう。

そんなオレの様子が気になったのか、
ゴンサレスさんはこんな事を訊ねてきた(=▽=;


「リードくん。もしかしてリディアーヌちゃんの事、好きなの?」
「え?…あ、ああ、彼女は幼馴染で…(=▽=;
 だけどアイツはしっかりしているように見えて、
 意外に脆いところとかあるから
 時々、心配になるんですよ。
 …でも、ジョーディなら、
 そんな彼女を支える事が出来る男だと
 オレは思ってるんで。」
「そうか…。ありがとう、リードくん。」
「いえ…♪」

ゴンサレスさんからお礼を言われて、
何となく照れ臭くなった。

っていうか、人から何か褒められるのって、
照れくさいけど、何だか嬉しいよね♪



…ってそういえばだけど、
さっきから何かいい香りがしてるなーと思ったら、
これ、ゴンサレスさんから香ってるのか。


「っていうかゴンサレスさん、いい香りしますね!」
「…分かる?(=ー=)」


とってもいいと思うよ♪

「とってもいいと思うよ♪」
「ありがとう♪」


さすが王太子というだけあって、
着こなしから、香水の付け方まで、
身だしなみには色々気を付けているみたいだ。

…オレも今度、
何か教えてもらおうかな~?(笑)




-*-*-*-*-*-


ゴンサレスさんと別れた後、
オレは、闘技場に顔を出してみた。

というのは、今日からギブルが発売されたから、
一番人気が誰かな~とか思って。




親衛隊候補選抜戦

とは言っても、まだ誰も買ってなくて
見た意味が無かったというオチ(=▽=;


…っていうか、そういえばオレ、
鍛練は頑張ったけど、
練習試合とかやったこと無かったよな…。

試合までまだ日はあるけど、
近い内に練習試合とかして
身体をならしておいた方が良さそうだな。





-*-*-*-*-*-


さて、闘技場を出たオレは、
ちょっと学校に寄ってみることに。

というのは、ちょうど闘技場を出たときに、
誰かが学校に入ってくのがチラッと見えたんで、
ちょっと気になったんだよ。



で、急いで学校の門をくぐってみたら、
そこに居たのは、イゴールだった(=▽=;

オレ、正直こいつ苦手って言うか、
どうも話題が合わないっていうかだから、
最初からコイツだとわかっていれば
あえて追いかけなかったのにな…(=▽=;

しかも、俺が慌てて駆け込んできたものだから、
向こうも振り返ってこっちを見てるし、
そのまま素通りというわけにもいくまい…(==;


まぁ、そんなわけで、
とりあえず、当たり障りのない会話を振ってみる。



何してるの?

「や、やぁイゴール!何してるんだ?(=▽=;」
「こんにちは、リードくん。いや、ちょっと友人と話でもと思って。」
「そうか…。」

……さぁて、あんまり話しこんでも
話のネタに困るだけだろうし、
これくらいで切り上げて、さっさと帰るかな(=▽=;



「それじゃあ、またな!(=▽=;」

オレはそそくさとその場を後にしようとしたが、

「あ、リードくん!」

と、イゴールがオレを呼びとめた(=△=;

っていうか、オレはもう
特に話すような事、ないぞ…?(=▽=;


と、そんな事を思いつつ、
一応、話を聞いてやることにした。

するとアイツ、こんな事をオレに言ってきた。


「俺…、彼女が出来たんですよ!」
「……そ、そうか(=▽=;」

…ホントどうでもいい話だった(==;
まぁ、オレが前、彼女いるのか?って聞いたりしたから
報告しないといけないとでも思ったんだろう。


…っと待てよ?

彼女が出来たのはいいとしても、
相手は一体誰だ…?(==;

リディアーヌか?
それとも、ポーレットか…?
はたまたヨランダか?(=△=;

誰と恋仲になったのかによっては
後々厄介なことになりそうな気もするし、
もう少し、探りを入れてみた方が良さそうだな。

よし…。


「へぇ、おめでとう。相手はどんな子なんだ?」
「エリアだよ。」
「へ…?(=▽=;」


…ちょっと待て、
それは全くの想定外だ!(笑)



「君の従姉妹のエリアだけど…(=▽=;」

オレの反応が微妙だったので、
イゴールはご丁寧に説明をしてくれた。

いや、エリアと言えば、
オレの従姉妹だってことくらい分かってる。

だが、問題はそこじゃなくて、
あの子供っぽいエリアが
ちゃんと恋人を作っていた事に驚いた。

…まぁ、相手はこんなやつだけど…(=▽=;



「あ、いやごめん。ちょっと驚いて。」
「エリア、何か言ってました…?」
「いや、何も。」
「そうですか……。」

ん?何か様子がおかしいぞ?(=▽=;
これは一応、もう少し話を聞いた方がいい流れか?

「…なにかあったのか?」
「それがその…、なんていうかその…。」

イゴールは、何かを言いたそうにはしているけど、
どうも何が言いたいのかはっきりしない(==;

ああ、何でもいいから
早く言えよ!(爆)


…といいたいのをぐっとこらえつつ、
オレはイゴールが話すのを待った。

「どうも俺…、エリアに男として見られてないみたいで…。」
「……どういうことだ??」

どうもコイツの言いたい事がさっぱりわからん。
しかし、エリアが絡んでるとなると、
一応、ちゃんと話を聞いておくべきだろうな…。

「俺は、学生の頃からエリアの事が気になってて、
 だけど、なかなか言い出せなくて…。
 それで、成人した後も、何度も声をかけようと思いつつ、
 なかなか声をかける事が出来なくて…。」
「…それで、ようやく勇気を出して告白したってトコか?」
「そうです…。
 一応彼女はOKしてくれたんですが、
 他に好きな男でもいるんですかね…。
 俺の事は、友達くらいにしか思ってくれてないみたいです…。」
「エリアの好きなヤツねぇ…。
 ちょっと思いつかないな。」
「そうですか…。」

まぁ、オレが知る限り、
今、あいつが入れ込んでる男とか
全く心当たりが無い…(==;
むしろ、「彼氏いたのか?」というのが本音だしな…。

まぁ、オレの事は兄貴みたいな感じで
慕ってくれてはいるんだろうが…。


…まぁ、いずれにしても、
いつまでもオレに甘えられても困るし、
ここはひとつ、イゴールを焚きつけて
エリアといい仲になってもらおうじゃないか♪


「なぁ、イゴール。」
「あ、はい…。」
「エリアはさ、なんていうか、
 まだ子ども感覚が抜け切れてなくて、
 恋だとか愛だとか、まだ良くわかってないんだと思うんだ。
 だからさ、おまえがもう少し積極的になって
 彼女をリードしてやるといいんじゃないかと思うんだ。」
「…リードくんは、女の子をリードするの得意そうだよね(笑)」
「それ、新手のジョークか?(=▽=;」


…とりあえずオレは、
まず、エリアをデートに誘ってみるよう
イゴールに提案をしてみた。

ただ、恋人らしい事とか、ムードとか
そういうのが全然なかったとしても、
一緒にどこかへ出かけてみるって事が
大事なんじゃないかと思って。

もし遊びに出掛けて、楽しかったと思えたなら、
エリアの事だ、「また遊びに行こうよ!」とか言って、
勝手に誘いにくると思うし。

とまぁ、イゴールにそんな話をしてやったら、

「分かりました…、頑張ってみます…。」

と、めちゃくちゃ自信なさそうな返事が返ってきた(=▽=;
本当にエリアの事を大事に思うなら
もうちょっとドーンと攻めに行けばいいと思うんだけどな?


そんな事を思いつつ、
オレは、ハールの庭園へと向かった。




-*-*-*-*-


どこに行く?

「お待たせ!どこに行く!?」
息を弾ませながら、彼女はオレの元へやってきた。


相変わらず、ポーレットは可愛いな…♪
息を弾ませつつも、満面の笑みをオレに向けている。

そんな彼女の笑顔につられ、
オレもついつ微笑んでしまう…♪


「そうだなぁ、おまえが決めて♪」

オレは、ポーレットに行き先をゆだねることにした。
いや、別に行きたいところがないってわけじゃないんだけど、
彼女の方で行きたいところがあるんなら
それに合わせようかなって思って。

すると彼女は、少し考え込んだ。
どこにするのか迷っている割には
少し表情が真剣だったので気になったが、
しばらくすると、彼女は何かを決意したようで、
その表情からは、強い意志のようなものを感じた。

「リードさん。花畑に行こう。」
「あ、ああ。いいよ?」

ポーレットが行きたいと言ってきたのは、
意外にも花畑だった。

あ、いや…。
何だか真剣に悩んでいた割には
普通すぎるなと感じたから
少し、あっけにとられたというか…。

まぁ、あの場所は綺麗な花も多いし、
デートするにはいいスポットだよな♪



こうしてオレはポーレットと一緒に
花畑へと移動した。





-*-*-*-*-


花畑に着くと、
彼女は咲いている花の元へと駆け出し、
花畑の中でくるくると回りだした。

綺麗な花たちに囲まれて
楽しそうにしている彼女を見ると、
何だかこっちも嬉しい気分になってくる…♪


「ねぇねぇ、リードさん、見てみて!」
「うん、どうした?」
「あのね♪」


あなたが一緒だと

「花の色が普段より鮮やかに見えるの!
 あなたが一緒だからかしら…♪」


そう言うとポーレットは、
とても嬉しそうにオレに微笑みかけてくる。

「もしかしたら、花がオレたちを歓迎してくれてるのかもしれないな。」
オレはポーレットにそう言葉を返した。

しかし不思議だよな…。

普段花畑に来ても、
特にそんな事は感じた事が無かったのに、
なんだろう…、彼女が嬉しそうにしている姿を
花たちも喜んでいるような、そんな気がしたんだ。


それにしても……、綺麗だよな。

「ねえ、リードさん!見て見て、この花、綺麗じゃない♪」
ポーレットは一輪の花を指差し、そう言った。

しかし、オレは、彼女が指差す花よりも、
にっこり微笑む彼女の表情に
ついつい目が行ってしまう…。

「ねえ、リードさんったら!」
オレがあんまり見とれて返事をしなかったものだから、
ポーレットは少しふくれっ面になった。

「あ、ああ~。そうだな。」
オレは、とりあえず相槌を打った。

…なんか、微笑んだ顔も可愛いけど、
怒ったふくれっ面も、また可愛い…♪


そんな事を思いながら、
ポーレットの顔をボーっと見ていると、
ポーレットの表情がまた一転。

今度は少し寂しそうな表情を浮かべ
オレにこう語りかけてきた。

「リードさん。もしかして花には興味がない…?」
「ん……?」
「だって、さっきから何だかボーっとしてるように見えるから…。」
「え…?ああ、そうじゃないよ。」

オレはそう言うと、ポーレット元へ歩み寄り、
彼女の正面に立った。

彼女は不思議そうに眉をひそめ、
オレに、こう聞いてきた。

「じゃあ、どうして…?」

そう言葉を漏らした彼女の唇が
何だかとても艶やかに見えたというか、
魅力的に感じたというか…。

…そしてオレは、
彼女の両肩に手を置き、彼女にこう囁いた。

「…だって、オレの目は、
 お前に釘付けなんだから…。」

そしてオレは、
彼女の顔に自分の顔を近づけ……たのだが、
彼女は恥ずかしそうに顔を横に向けた(==;

そして、頬を赤く染めながら
一言こうつぶやいた。

「…ダメよ…。花も見て?」

オレに頼みごとをするかのように
少し甘えた声でつぶやいた彼女は、
顔を真っ赤にしながら、俺と目を合わせようとしない。


……どうやら、本気で照れているようだ(笑)


オレは、そんな彼女を可愛いと思いつつ、
彼女の耳元で、こう囁いた。

「ゴメン…、無理♪」

オレは彼女の肩にかけた手を背中に回し、
彼女をぎゅっと抱きしめた!

「ちょっ!リードさんっ!(>△<)」
「ははっ、はははっ!(≧▽≦)」

ポーレットはかなり焦ったらしく、
真っ赤な顔で何か訴えていたけれど、
オレはオレでそんな彼女の反応を
しばらくの間、楽しんでました、すいません(笑)





-*-*-*-*-*-*-


……やさしい風が頬に触れ、オレは目を覚ました。

あ、いやぁ、あの後、
ポーレットも観念して、
しばらくの間、オレと一緒に笑い合っていたんだけど、
はしゃいでたら、バランスを崩して花畑に倒れこんじゃって。

…で、ポーレットと二人で花畑で寝転びながら
流れる雲を眺めていたら、
ついつい、寝入ってしまったようだ……(=▽=;


…まぁ、いい♪


オレは、右手と左手を動かし、
ポーレットを手探りで探したのだが…、
あれ…?両手にそれらしい感触がない!(=□=;


えっ、もしかして帰っちゃった!?(==;

オレが慌てて飛び起きると、
オレの背後の方から声が聞こえた。

「あ、起きた?」

声のする方向を向くと、
そこには、にっこり微笑むポーレットの姿があった。

正直、彼女がいない!って思った瞬間、
オレはかなり焦ったけど、
声を聞いて、ホッと全身の力が抜けて、
再び花畑へ倒れこんだ(=▽=;

「もう、リードさんったら♪」
その様子を見て、ポーレットはくすくすと笑い出す。

そして、オレに近づき、
オレを起こそうと手を伸ばしてきたので、
オレは、彼女の手をつかみ、
思いっきり引き寄せたっ!

「きゃっ!」
ポーレットは短い悲鳴を上げたものの、
すかさずオレは、彼女の唇を自分の唇で塞いだ。

最初は少し驚いていた彼女だけど、
次第にオレの口づけにも応えてくれて、
オレたちは、何度も、何度も、口づけを交わした。


何だか…、身も心もとろけてしまいそうだ……♪


っと、いかんいかん!

このままでは理性が保てなくなる…!(=▽=;
オレはさりげなく口づけをやめ、
彼女の耳元にこう囁いた。

「今日は、ここまで♪」

すると彼女は、少し名残惜しそうにオレから離れた。

あれれ?(=▽=;
オレ、なんか失敗した感…??

……もう少し続けた方が良かったのかな?(==;

いや、しかし、
それだとオレの理性がもたん……(=△=;



そんな事を思いつつ、彼女を見ると、
ふと何かを思い出したらしく、
周囲をきょろきょろと見回し、何かを探し始めた。

…そして、花の中から何かを見つけ、拾い上げた。



あれは……?
彼女が手に取ったのは、花で出来た冠だった。
もしかして、ポーレットが作った物か…?

おそらく、オレが寝ている間に
作っていたのだろう。


オレが身を起こすと、
彼女はオレの頭にその花冠をそっと載せた。

オレは、その冠を両手で持ち、
そっと目の前に下ろして、じっくり見てみた。

何本もの花を丁寧に編みこんで作られたこの花冠は、
なかなかの出来栄えだった。
割としっかりと編みこまれているため、
ちょっとやそっとじゃ壊れそうにない。


花冠の出来栄えに、オレは思わず嬉しくなり、
ポーレットにこう声をかけた。

「ポーレット、上手になったな…♪」

すると、ポーレットはにっこり笑って、
オレに言葉を返す。

「良かったぁ…♪
 ダメって言われたらどうしようと思ったわ。」

その表情には、安堵の色も見て取れた。


……というのも、あの遠足の日。

成り行きでポーレットと遊ぶことになったオレは
彼女の作った作品にケチを付けてしまったんだよな…。

っていうか、今思えばあれは花冠だったんだけど、
あの時は編みこみが甘くて、
ちょっと変なところを触ったら、崩れてしまうような
かなりお粗末な出来だったんだよ…。

まぁ、その後オレは、
彼女が作ってる姿を思い出して、
花冠を作ったんだけど、
彼女より上手く作れちゃったんだよなぁ…(=▽=;

…まぁ、その後オレが言った言葉も含めて
彼女を傷つけてしまったわけだが…。


しかし、大人になったからか、
それとも、本人の努力のたまものなのか、
今日の花冠の出来は、
それこそ、工芸品として売りに出しても
恥ずかしくないようなものだった。

むしろ、フェルタの祭りに飾るリースの代わりに
この花冠を壁にかけておきたいくらい♪


「ポーレット。これだけの腕があるなら、
 きっと家業を継いでも、立派な作品が作れるな♪」

オレは彼女にそう言葉をかけた。

そう、彼女はこう見えて、工芸家ユーグさんの娘で、
次期工芸家候補でもあるのだ。

…とはいえ、彼女自身は結構不器用みたいだから、
これからも相当の努力は必要になるんだろうけど(=▽=;



「ありがとう…♪」

彼女は、はにかみながら、そう答えた。

しかし、その表情の裏に、
暗い影のようなものが見えたのを
オレは見逃さなかった。

「……怖いか?」

オレは一言、そう聞いた。

すると、ポーレットは、
こくん、と小さく頷いた。


まぁ、そのあたりの話は
初めてデートした日に聞いていたんだけど、
やはり、彼女にとって、
次期工芸家のプレッシャーは
かなり大きいらしい…。

でもオレは、正直
ここまでの物を作れるようになったポーレットの努力を
誰よりも認めているし、
才能があっても無くても、不器用だったとしても、
ポーレットならきっと乗り越えていけると、そう信じてる…。

たとえそれが、
オレに認められたいが為の努力だったとしても…。


「ポーレット、花細工以外で
 自分の作品に自信が持てないっていうんだったら、
 今度何か作った時に、オレのところへ持って来てみろよ。」

オレは、ポーレットにそう声をかけた。
すると彼女は、

「え……?」

と、何だか良くわからなかった、というような反応を示したので、
オレは、更にこう言葉を続けた。

「作品に自信が持てないっていうんだったら、
 納得のいく作品を作るまで。
 オレなんかの意見が参考になるかは分からないけど、
 どこをどうすればもっといい作品に出来るのか
 一緒に考えたり、アイデアを出すことが出来るかもしれないだろ?」

オレはそう言い、ポーレットに微笑んだ。
すると、彼女も少し安心したようで、

「ありがとう、リードさん…。」

と、微笑みを返してくれた。

まぁ、ユーグさんもまだまだ元気だし、
工芸家を継ぐにしても、まだ先の話になるだろうけど、
それまでには、もう少し自信が持てるようになるといいな…♪


「さてと、それじゃあそろそろ帰ろううか♪」
「うん…♪」





-*-*-*-*-*-*-


ポーレットを家まで送り届けた頃には、
あたりはすっかり夕焼け色になってしまった…(=▽=;

ちょっとのんびりしすぎたか?(笑)


ちなみに、ポーレットから貰った花冠だけど、
さすがにそれを被ってその辺をうろうろするのは、
少し気恥ずかしい気がしたので、
一旦カバンにしまってある。

型崩れしないか少々心配ではあるが、
無理な力でもくわえない限り、多分大丈夫だろう…♪



とりあえず、暗くなるまでまだ少し時間があると思うし、
少し仕事でもしようか、どうしようか…。


と、そんな事を思いながら
南通りを歩いていると、

「あっ、リード~!(≧▽≦)」

…と、元気のいい声が背後から聞こえてきた…(=▽=;
この声は、エリアだな…。

オレが振り向くと、
エリアは手をぶんぶん振って、
こちらへ走ってきた。

しかしまぁ、相変わらず元気だなぁ、アイツは(=▽=;



「エリア、どうしたんだ。何かあったのか?」

とりあえずオレは、用件を聞いてみることにした。
まぁ、元気そうだから、
そんな大した話じゃないと思うけど…(=▽=;


「あのね、リード~。」
「ん、なんだ?」


遊びに行かない?

「明日の昼、二人で遊びに行かない?(≧▽≦)」

…まぁ、正直そんな事だろうと思ってた(=▽=;


「遠慮しとくよ。」

オレは、きっぱり断った。

しかし、エリアは
あっさり折れてはくれなかった…(=▽=;

「えー、どうしてどうして~?
 何で遊びに行ってくれないの~?」

……さぁて、どうするか。

オレの正直な気持ちとしては、
下手にデートして、
エリアに変な気を持たせたくないというか…。

あとは、イゴールの存在だな。

なんだかんだでアイツ、友達少ないみたいだし、
エリアに振られたら、他に相手いないんだろ?(=▽=;


…っていうか、イゴールのヤツも
さっさとエリアをデートに誘えばいいものを
まだ声をかけてないんだろうな(=△=;


とりあえず、
エリアを納得させるには……そうだなぁ。



「ほら、明日フェルタの祭りだろ?」
「うん!」
「お袋が劇を観に来い!ってうるさくってさ。」
「リルおばさん?」
「さすがのオレも、
 スルーして半殺しにされたくないからな(=▽=;」
「そっかー。リルおばさん、強いもんね~。」
「怒らせると、大変なことになる…(==;」
「わかった!それじゃあ、また今度ね~♪」
「ああ、悪いな。(……ホッ)」

とりあえず、お袋のせいということにして
エリアに諦めてもらうことに成功…(=▽=;

その後、エリアは
また元気に走りだし……あっ、そうだ!!

「おーい!エリアちょっと待って。」
オレはエリアを呼びとめた。

「なぁ~に~??」
少し離れた所からエリアが返事を返す。

「あのさ、オレは都合悪いけど、
 他に遊んでくれそうなヤツとかいるなら
 そっちに頼んでみたらどうだ~??」

オレは暗に"イゴールを誘ってみれば?"と
エリアに伝えてみた。

…まぁ、イゴールの名とか直接出しちゃうと
後々面倒くさそうだから、そこは伏せてみたんだが、
それとなくでもエリアに伝わっただろうか…?(=▽=;

そんなオレの呼びかけにエリアは、

「そっか~、分かった~♪(≧▽≦)ノ」
と、良くわからないが、分かってくれたらしい。

…まぁ、イゴールをデートに誘ってくれれば、
こっちはある意味安心ではあるんだが、
どうなるか何とも言えないな…(=▽=;




-*-*-*-*-*-*-*-


さて、その後、
釣りをしようか、畑仕事をしようかなどと
考えても決まらず、
結局、その辺をうろうろしていたオレは、
たまたまその辺を歩いていたイゴールを発見する。


……っていうかお前がハッキリしないから
エリアも困ってるんだろうが(=△=;



とりあえず、オレは
イゴールに声をかけてみることに。


何してるの?

「なぁ、イゴール。お前、何してるの?(=▽=;」
「え…?ちょっと釣りでも…と思って……。」


っていうか、頼むよイゴール!(ノ_・。)
仕事するのはいいことかもしれないが、
もうちょっとエリアの事、大事にしてやれよ…(==;

とりあえず…、
コイツを何とか焚きつけないと…。

「なぁ、エリアが遊びに行きたがってたぞ。
 デートにでも誘いに行ってみたらどうだ?(=▽=;」

とりあえず、コイツに動いてもらわないと、
オレはそのたび、
エリアの誘いを断る口実を探さなきゃいけない(==;

っていうか、今なら誘えばすぐOKしてくれるだろうから、
さっさとエリアのところに行けといいたいが、
さすがにそうは言えないか…(=▽=;


すると、イゴールから
こんな返事が返ってきた。

「あ…、それなんですが…、
 さっき、エリアから遊びに行こうって誘われて…。」

……Σ(=▽=;

っていうか、エリアのヤツ、単純って言うか、
行動が早いというべきか…。

っていうかむしろ、
イゴール、おまえは今まで何やってたんだよ!
って感じだが(==;



「そ、そっか…♪それなら良かったよ。」

まぁ、イゴールの頼りなさには問題があるが、
とりあえずは、OKといったところか。

「うん。本当はリードくんを誘ったんだけど、
 用事があってダメだからって言ってました。」

と、若干恨めしそうに
イゴールはオレの顔を見て言った(==;

っていうかエリアのヤツ…。
言わなくてもいい事を………(=△=;

でも、そうとなれば、
こっちも正直に伝えておくべきか。

「いや、断ったのは用事があったわけじゃないんだ。」
「え…?」
「オレはお前がエリアをデートに誘うと思っていたから、
 オレがエリアからの誘いを受けるわけにはいかないだろ。
 だから、適当に口実を探して、断った。」
「……リードくん。」
「まぁ、正直言って、オレはもうとっくに
 お前がエリアを誘ってると思っていたんだが…(==;」
「あ、あああ…、すみません…。」

イゴールは、今度は申し訳なさそうに
オレの顔を見ている…(==;

まぁ、こういうハッキリしないような男は、
エリアみたいな女にグイグイ引っ張ってってもらう方が
いいのかもしれないな………(=▽=;


「まぁ、ともかく、だ。」
「あ…、はい……。」
「明日のデート、バッチリ決めてこいよな♪」
「…ありがとう、リードくん!」
「あいつともっともっと仲良くなりたいんなら、
 アイツの手綱をしっかり握って、放すなよ?
 アイツ、ほっとくとどこに行くかも分からんくらい
 元気だからな…(=▽=;」
「が、頑張ってみます…っ!」

いまいち頼りない返事だったが、
一応、オレの言いたい事は分かってくれたようだ(=▽=;

まぁ、オレの為にも、
いや…、エリアの為にも、
こいつには、もっとしっかりしてもらわないとな…。



…といったところでイゴールとは別れ、
オレは、家へと帰り、
ポーレットに貰った花冠をどこに飾ろうかと
しばらくの間、家の中で浮かれてましたとさ…(=▽=;






◇今回のあとがきコーナー

は~い、こんばんは!りちぇです☆ミ

少しご無沙汰になってしまったプレイ日記ですが、
またリードくんをエロい人にしてしまった…(=▽=;

その内、収集のつかない事にならないか
内心とても心配してます…♪(笑)



さて、今回のお話は、
曰くつきの花畑デートですね♪

内部設定上、花畑という場所は
ポーレットにとっては忘れられない場所であり、
今回、彼女がここをデート場所に選んだのには
きっと、色々な想いが詰まっていたに違いない♪

…と、勝手に妄想(笑)



さて、元々不器用者のポーレットが、
日頃の修練により、
花冠が上手に作れるようになりました!(笑)

とはいえ、花冠だけじゃね…?(=▽=;


まぁ、この先、ポーレットが
工芸家を継ぐ気になるのか、それともならないのか…。
今後の展開に注目といったところですかね♪



さて、それ以外で動きがあったのは、
例のイゴールくん(笑)

優柔不断な彼は、
エリアをデートに誘いたくても誘えない…というような
優柔不断男なのだろう(=▽=;

まぁ、エリアが爆走娘なので、
早いところ彼女の注意をイゴールに向けて、
どんどん盛り上がっていって欲しいですが、
どうなるでしょうね~?(笑)



あと、ジョーディ&リディアーヌ組は、
傍目に見ている感じでは
割と安定しているように見えるけど、
この先、ロビンがどう影響してくるか…ってところですかね。


この先もまだまだ色々ありますので、
楽しみにしていただけたらと思います♪


それでは、今回はこの辺でー☆ミ
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ジャンル : ゲーム
テーマ : ワールドネバーランドシリーズ

取れました~!
りちぇさん、こんばんは(^-^)

更新、ありがとうございます♪
お花畑のデート、ドキドキ
しました(*´ω`*)
次のデート先が公衆浴場なら
どうなっちゃうの?!と
思いました(*^^*)

エリアが実は付き合っている
人は、イゴールくんでしたか!
顔はイケメンなのに
性格からなのか、ちょっと
残念なイケメンの印象が…。
エリアがリードくんを
諦めたら、イゴールくんに
猛アタックしそうですよね。

りちぇさんがアドバイスを
頂いた通りに、枯れた瞬間
気持ち早めのタイミングで
99個中、なんと2個も
収穫できました(*´ω`*)
ありがとうございます♪
食べたら、すぐに病気になり
ビックリしました(笑)
お陰で奥義を全て習得
できました(о´∀`о)
戦力が乏しい戦士を優先に
候補になろうと思います。

そして、シルンくんと無事に
婚約をしました(*´ω`*)
イケメンで性格良しの
最高のお婿さんを
ありがとうございます♪

シルンくんとの子供を
たくさん作りたいと
思います♪

寒暖の差、体調を
崩しやすいので
ご自愛ください。
[ 2015/03/04 23:48 ] [ 編集 ]
おめでとうございますっ♪(≧▽≦)
クロッカスさん、赤黒い塊ゲット→奥義ゲットと、
ご婚約、おめでとうございます♪

赤黒い塊は、大量生産しようとしても
結構気まぐれに出てくるものなので
なかなか難しいんですよねぇ…(ノ_・。)

地力なんかも関係あるんですかね?(笑)

何はともあれ、
次は、戦士を目指してガンバ~!です(≧▽≦)b



あと、シルンだけど、
割と性格がいい方なので安心してますが、
もし浮気とか良からぬ事をしたら、
遠慮せず、ミズの実でもぶつけてやってください♪


それから、リードくんですが、
222年あたりまで来ると、
子どもが生まれるので育メンに転身します(笑)

でも、あまりの溺愛ぶりに、
嫁が若干引いてるような気がする
今日この頃です(==;
[ 2015/03/06 14:10 ] [ 編集 ]
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