Star Symphony☆ミ

主にゲーム"WorldNeverland"シリーズのプレイ日記など♪

220年・彼女と一緒に居られる為に



今日も一日が始まる…。


昨日の試合では、少しヒヤッとさせられる場面もあったけど、
幸先のいいスタートを切れたんじゃないかな?と思う。

…しかし、昨夜のロビンの件もあって、
少しヨランダの事が気にかかる。

でも、それよりも気になるのは、
やっぱ、ポーレットだよなぁ…。


そう思ったオレは、
朝食を食べた後、彼女に会いに行ってみようと
とりあえず、西を目指す。



すると、その途中で
彼女がやってくるのが見えたので、
オレは、彼女に手を振った。

もちろん、彼女もオレに気がついて、
手を振ってくれた。




で、彼女のところに駆けつけると、
開口一番、彼女はこんな事を聞いてきた。


元気~?

「あの…、元気~?(^-^;」

そう聞く彼女は、何だかいつもよりも遠慮がちというか、
少しよそよそしいというか…?(==;

そう思いつつもオレは、
「そっちこそ、元気?(^-^;」
と、言葉を返した。

「お互い、元気が一番よね…♪(^-^;」
「そ、そうだな…♪(^-^;」
と、お互いなんかこう変な空気の中、
当たり障りのない挨拶を交わした。



すると彼女は、
「そ、それじゃあ、また…。」
と言って、走って行ってしまった…。



ん~(==;

なんていうか…、
何かが変だ(=▽=;



まぁ、ポーレットはやっぱ、
この間の事を気にしてるんだろうなぁと思うし、
今は、そっとしておいた方がいいのかなぁ…と思ったので、
深追いはしなかったけど…。




-*-*-*-*-*-*-*-*-


さて、今日も練習試合でもするかな、と
オレはまた、親衛隊の修練場付近で
誰か手頃なヤツがいないかと、キョロキョロ…。

昨日の試合は一応勝ったけど、
でも、次の試合に向けて、
もっと経験は積んでおきたいし。



そんな事を思っていると、
たまたまイゴールが通りかかったので、
ちょっと声をかけてみることにした。



「おーい、イゴール!」
「…あ、リードくん♪」

振り向いたイゴールは、
なんていうかこう、浮かれてるというか、
少し機嫌がいいように見えた。

なんていうかなぁ。
前は目立たなくて、少し陰気な感じがしたんだけどな♪




何してるの?

「なぁ、何してるの?」
「これから畑仕事でも、と思って。」


畑仕事ねぇ…。
まぁ、俺もこんなところでぶらぶらしてないで
少しは仕事でもしないといけないんだろうが(=▽=;


「それじゃあ、また♪」
「あ、ああ。またな!」

なんかイゴールは張り切ってるのか何なのか、
元気よく農場の方へと走って行った。



……まぁいいや♪


オレはその後も引き続き、
誰かいい相手がいないかな~?と
周囲を見渡すのだった。








-*-*-*-*-*-*-


そうこうしている間に、鐘の音が昼を知らせる。

う~ん、練習試合と思っても、
なかなかこれだ!っていう相手が見つからないっていうか…。

ん~、どうすっかな~。




と、そんな事を思っていると、
向こうからイゴールが歩いてきた。



どこに行くの?

「あれ、イゴール。どこに行くんだ~?」
「ああ、ハールの庭園だよ♪」


ハールの庭園……ってことは、
これからデートだよな?


「ひょっとして、エリアとデートか?(笑)」
オレがそうツッコむと、
イゴールはにっこりと笑った。

「その調子だと、うまくいってるみたいだな♪」
「えへっ、おかげさまで…♪」

……もうなんていうか、
こいつらが上手くいってるってことは、
漂ってくるオーラからも感じ取れるような感じで、
なんかこう、当てられそうな勢いだな(=▽=;


思えばコイツ、
前は存在感薄かったし、イマイチはっきりしないヤツだったけど、
なんか今は前よりも話しやすくなったっていうか、
とっつきやすくなったっていうか♪

……これもエリアの影響なのかな?



「それじゃあ、リードくん、また♪」
「あ、ああ。デート、楽しんでこいよ!」

そういうと、イゴールは手を振り、
ハールの庭園の方へ走って行った。


…なんていうか、
ちょっぴり羨ましいな(=▽=;


そんな事を思いつつ、イゴールの後ろ姿を見送っていると、
「へぇ…、あいつはエリア狙いか。」
と、すぐ近くから声がして、
思わずびっくりしてしまったけど、
誰だと思ったら、ロビンだった。

「なんだ、ロビンか。」
オレは、とても残念そうな顔をしてやった。

「なっ、なんだよその顔は!(=▽=;」
「べ~つに~?」
「腹立つなー(笑)」

「っていうかお前、何してんの?」
特に何ってわけじゃないけど、
何となく、オレはロビンに聞いてみた。

すると、
「ちょっとヨランダに会いに行こうと思ってさ♪(≧▽≦)」
と、デレデレした表情でそう言った。

あ~もう、
なんていうか、
どいつもこいつも浮かれやがって(=□=;

何だかオレは、
非常に面白くない気持ちでいっぱいだった。
それが何でかは、その時は良く分からなかったけど。


「おっと、それじゃあまたな♪」
と、そう言うと、ロビンはさっさと行ってしまった。


……なんていうんだろうな。

なんていうか、イゴールもロビンもだけど、
なんか、楽しんでていいよなぁっていうか、
充実してるなーって思ってさ…。

それに比べてオレは、なんていうんだろ…。

今は龍騎士の夢に向かって頑張ってはいるんだけど、
なんか、ちょっと満たされていない感じなんだよな…。

そういえば、ここのところ
デートとか行ってなかったっけな…。



とはいってもな~。

リディアーヌは、ジョーディがいるから
デートに誘うのは遠慮すべきだろうし、
ヨランダもエリアもそうだろ?

そうなると、
ポーレットしか残らないわけだけど…。

でもなぁ、
いくらアイツとこれ以上付き合ったとしても、
未来の事とか考えるとな…。

オレは戦士になって、
龍騎士を目指して頑張りたいし、
将来工芸家を継ぐアイツと、この先一緒には……。

くそっ!
それさえなければ、オレだって……。




…そりゃ、まぁ、なんていうか、
アイツはその…、可愛いしさ?

それに、なんていうんだろ。
一緒にいると、楽しいっていうか、
なんていうか、やりやすいっていうか、
楽っていうか、まぁ…、なんていうか……(=▽=;

何だかよくは分からないんだけど、
オレは………。




………とはいってもな。

オレのせいで
アイツの人生ぐちゃぐちゃにするわけにもいかないし、
これ以上は、どうする事も出来ないよな…。

仮に、もしオレがこのトーナメントで負けて、
親衛隊候補になれなかったとしても、
オレは、龍騎士の夢を捨てられないだろうし、
そうなると、もしも一緒になったとしても、
アイツの家族に迷惑をかけちまう……。

まぁ、アイツはさ、
工芸家になりたくないって思ってるから、
戦士の嫁でいた方がいいんだろうけど…。


……いっその事、アイツの願いどおり、
工芸家を継がなくていいようにしてやった方が、
いいんだろうか…?



でも、オレとしては…、
不器用なりに頑張ってるアイツの事を思うと、
工芸家として、成功してほしいんだよな…。

だって、手先が器用なヤツが
どんなに素晴らしい作品を作ったって、
当たり前すぎて面白くないじゃないか。

でも、不器用なやつがさ、
コツコツ努力して頑張ってさ、
毎年少しでもいい作品を作れるようになって、
最終的に、すばらしい作品が作れるようになったら、
すごく感動すると思わないか?


だってさ、子どもの頃、
全然ダメダメだった花冠だって、
今は、ものすごく素晴らしい物を
作れるようになっているんだぞ?

昔を知ってるからこそかもしれないけど、
あれには正直、結構感動したんだよね…♪

ポーレットならきっと、
その気さえあれば、
たくさんの人を感動させる作品を
作る事が出来ると思うんだよ。


だから、そんな素質を
オレなんかの為に埋もれさせたくないんだよな…。



う~ん。
何かいい方法はないだろうか…。




……でも待てよ?

結局ポーレットは、
そのあたりどう感じているんだ??


この前の様子や、今日の様子を考えると、
オレとは結婚できないって風に考えて
どうしていいか…って思ってるように感じるけど…。


この先どうしたいのかも踏まえて、
一度ちゃんと、アイツに確認をしておいた方が
いいのかもしれないな。









-*-*-*-*-*-*-*-


その後、オレが練習試合の相手を探していると、
たまたまそこにポーレットが通りかかった。

ポーレットはオレに気付くと、
さりげなくその場を逃げようとしたけど、
そうはさせるか!


オレはポーレットの進路を妨害し、
何気なく水飲み場の方へ誘導すると、
退路を封じた!


「あ…。」
「ポーレット…、ちょっと聞いてもいいか?」

少しばかり、やり方が強引だったかな?(=▽=;
心なしか、彼女が怯えている気がした(==;

とりあえず、オレがそう聞くと、
ポーレットは、か細い声で「うん…」と答えた、

正直、コイツを苦しめてるみたいで嫌だったけど、
オレもここで引くわけにはいかない。


オレは、彼女の目をしっかりと見つめ、聞いてみた。


「お前、オレの事、好きか?」
「え…?」

オレの問いかけがおかしかったのか、
ポーレットは驚きの表情を見せた。

……っていうか、なに?
オレ、そんなに変な事聞いたか?(==;


「あの、リードさん…、それって…?」
ポーレットが、何やら混乱している(=▽=;

まぁ、無理もないか…。
普通さ、お互い愛し合ってるんだな~♪なんて感じてるカップルは、
相手にわざわざこんな事聞かないだろ。

……まぁ、一部例外はあるだろうケドさ(=▽=;


まぁ、オレだって、
ポーレットがオレに好意を寄せてくれてるって事は
今までは聞かなくても何となくわかったから
あえてそんな事は聞かなかったんだけど、
今は前と少々状況が違う。

もし、彼女が例の事で
オレの事を諦めようとしているんだったら
オレも、そんな彼女に対して
どうしてやる事も出来ない。

ただ、それでも彼女が
オレを諦めきれないっていうんだったら…。

その時は、何かいい方法がないか
考えてみたいと、そう思った。




「いいか、深く考えるな。
 ………オレの事、好きか?」

オレは、再度ポーレットに聞き直してみた。

その時のオレの様子は、
きっと、自分でも笑えるくらい、
真剣な表情をしていたに違いない…(=▽=;



すると彼女は、本音をそのまま言っていいのか、
それとも、気持ちに嘘をつくべきなのか
少し迷っているようには見えたけど、
オレの真剣な目を見て、覚悟を決めたらしい。



もちろん!

「…もちろんっ!」

そう言うと彼女は、
オレに飛びかかっ…もとい、抱きついてきて、
わんわんと泣きだした!(=▽=;


思わずオレは、周囲を見渡し、
近くに誰もいない事を確認すると、
「バカ…、泣くなよ…。」
と言って、彼女をギュッと抱きしめた。







-*-*-*-*-*-*-


…あれからポーレットが泣きやむ様子はさっぱり無く、
どうしたものか、と途方にくれそうになった頃、
遠くに人影が見えたので、
オレは、慌ててポーレットを抱き上げると、
とりあえず、茂みの中へ退避した!(=▽=;

ちゃんとした道じゃないから、
足元がちょっと危なっかしいけど、
あんまり女の子の泣き顔をさらすのは
良くないと思ったし…(=▽=;


で、しばらく茂みを進んでみたけど、
まったく手入れをしていない場所だからなぁ(=▽=;

周りのどこを見ても、木ばっかりで、
ちょっと休めそうなところなんて
あるわけないし…(=△=;


と、その時、
遠方に城の城壁らしきものが見えてきたので、
とりあえず、そっちの方向へと向かった。


……さすがにこんな雑木林にポーレットを下ろして
足元を傷つけるわけにはいかないし、
かと言っても、彼女を抱えたままだと、腕が…(笑)

いくらポーレットのスタイルが良かろうが、
人間一人をずっと抱えてるとなると、限界ってものがある!(爆)



そしてオレたちは、
雑木林から城壁と思われるところに出る事が出来た。

まぁ、もちろん普段人が立ち入る場所じゃないから、
草や木が生い茂っている事は仕方がない事だけど、
城壁を建てる際の作業の過程で出来たと思われる
若干のスペースを見つけたので、
とりあえず、そこで一旦ポーレットを下ろした。


その空間はかつて資材か何か置いていたのか、
土が硬く踏み固められたような感じになっていて、
草も少なく、少し大きめの切り株なんかもあったりして、
今のオレにとっては、オアシスのように感じた(=▽=;


とりあえずオレは、
何百年も放置されていたであろう切り株の上を
少し綺麗にして、
そこにポーレットと一緒に座った。

ポーレットは未だ目元がうるうるしていて、
相変わらず、オレに抱きついている感じ…?


もうちょっと落ち着くまで待った方がいいかなぁ?と思いつつも、
日が暮れると、ここから帰れなくなるかもしれないという危険性も感じたので、
とりあえず、様子を見つつ、本題に入って行くことにした。



オレは、ポーレットの頭をなでながら、
ゆっくり一つずつ、ポーレットに問いかける。

「ポーレット、これからどうしたい…?」
「……一緒に…いたい……。」
「うん…、分かった。」

そうしてオレは、片手でポーレットを抱き締めつつ、
髪をなでてやる。


そして、次の問いかけへ。

「オレたちどうしたら、一緒にいれるんだろな…。」
「……リードさん…?」

と、ここでポーレットが伏せた顔を上げ、
オレの顔を不思議そうに見つめた。

「ん…?どうした?」
何気なくオレが聞くと、ポーレットは、
「あ…、その……。」
と、口籠る。

「いいから…。言ってみろよ?」
と、オレが促すと、ポーレットは少し困った表情をしながら、
「あの、それって…ずっと一緒に…って意味?」
と聞き返してきた。

「うん…、そうだよ。」
とオレが答えると、
彼女はほんのり顔を赤らめ、
落ち着かない様子を見せた。

なのでオレは言ってやった。

「少し考えてみたんだけどさ、
 オレが戦士になったとしても、
 別にお前と結婚したっていいんだよ。
 …ただ、そうすると、
 お前のオヤジさん、きっと悲しむだろ…?」

すると彼女は、
さっきと一転、少し悲しそうな表情を浮かべ、

「うん…。」

と言ってうつむく。

そうなんだよな。
そこをどうしたらいいかが一番の問題で、
オレもどうしていいかわからないところなんだ…。


すると彼女は、

「実は…私が試合にエントリーした時に…。」
「うん?」
「お父さんと約束をしたの…。」
「うん…。なんて?」

「もしね、もしもだけど…、
 あたしが親衛隊候補か、親衛隊副候補になれたら、
 家業を継がなくてもいい?って…。」
「……そしたら?」
「そしたらお父さん、いいよって言ってくれたの。」
「そっか…。」
「でもね……。」
「ん?」
「もし、なれなかったら……家業を継ぎなさいって…。
 だから……私…、いずれは工芸家に……うっ、ううっ…。」
「…そう、か……。」

オレは髪をなでていた手を彼女の背中に回し、
背中をさすってやった。


つまり今の時点でポーレットは、
時期が来たら家業を継ぐ事が既に確定していて、
そうなってくると、
戦士との恋愛は、禁止されたも同然……ってとこか。


「わたし…、リードさんの夢を壊したくない……。
 だけど……そばに…いたいの……うっ、うううっ…。」
「泣くなよ…。」

オレは抱き締める手に自然と力が入った。
なんていうか、
"どうにかしてやりたい"って
気持ちではそう思うんだけど、
どうにもしてやれない事が、何だかもどかしかった…。

…でも、なんなんだろうな、この気持ち。

このまま"仕方ない"って終わらせるのは、
なんか、嫌なんだよ…。

彼女の涙を止めるには
どうしたらいいんだろうか…。


彼女が泣くほど辛い思いをしているのは、
工芸家を継がなければいけないという事よりも、
オレと結婚する事が出来ないから…なんだよな。

オレは…、まぁ正直なところ、
恋人としてそばについててやりたいという気持ちは
ないわけじゃないけど、結婚までは……。

ただ、他に相手がいるのかと言われれば
正直、そこまでの相手はいない。

まぁ、特に何もなかったら
この先、付き合ってく過程で
そういう関係になる可能性はあるとは思うけど。

ただ、どうしても
工芸家を継承するであろう彼女と結婚するという事は、
オレの龍騎士への夢を諦めないといけないという事になる。

さすがに、
そうまでしてポーレットを手に入れたいとは
今の時点では、正直なところ、思えない…。




だけど何か…、
何かいい方法は無いんだろうか…?


と、その時。
ふと、オレの脳裏にある人物の姿が浮かんだ。



調子が悪くて

そうか、その手があったか!(=◇=;

リア伯母さんの夫であるホアキンおじさんは、
お袋が言うには昔闘士をやっていたという。





勇者

でも、闘士になった後の勇者決定戦で
颯爽と優勝して、勇者になったらしい。


その後の龍騎士の試練では、
バグウェルには勝てなかったらしいけど、
それでも健闘したって話。

でも、その後
新たな闘士候補が決まると、
戦士を引退して、短い戦士生活を終えたらしい。


まぁ、お袋が言うには、
当時王太女だったリア伯母さんが国王に即位したら、
ホアキンおじさんは、嫌でも闘士をやめないといけなくなるから
その前に、やれるだけやってみたんじゃないか?って。

当時の国王だったオレの爺さんも
大分歳だったらしいから、
チャンスは1回だけって思ってたのかもしれないな。



……もしもの話だけど、
もし仮にオレが親衛隊候補になったとしよう。

で、その後の勇者決定戦で優勝して
バグウェルに挑んで勝つ事が出来れば、
オレは、龍騎士の夢を果たす事が出来る。

その次の年には、新たな親衛隊候補が決定するし、
そしたら、そいつに親衛隊を引き継いで
一般人に戻ろうかな。


もし、その日までの間、
ポーレットの父ユーグさんが
彼女に工芸家を引き継ぐのを待ってくれるっていうなら、
どうだろうか…?


ポーレットは可愛いし、
オレの事も、大切に想ってくれてる…と思う。

不器用なのが玉に瑕だけど、
嫁さんとしては、決して悪くないんだよな…。



…もしもだけど、
ユーグさんさえOK出してくれるのなら
オレはポーレットを救えるのかもしれない。

とはいえ、今回の大会にオレが優勝できなければ、
オレはまた改めて戦士を目指すことになるだろうから、
それにかかる時間によっては、どうする事も出来なくなる(==;


でも、何だか希望の光が湧いてきたぞ…!(≧▽≦)b




「ポーレット、ちょっと聞いてくれるか?」
オレは、高ぶる気持ちを抑えつつ、
ポーレットに声をかけた。

ポーレットは真っ赤な目で
オレを不安そうに見つめた。

そんな彼女を見て、なんていうか、
泣き疲れて、返事をする元気もないような
そんな感じに見えて、少し心が痛んだ(ノ_・。)

待ってろよ、
今、気持ちを楽にしてやるからな…って
そんな気持ちを持ちつつ、
オレは、彼女に話をした。


「出来るか出来ないかはまだ分からないけど、
 オレたちが一緒に居られる方法、思いついた♪」

そう言うと、オレは彼女に向かって
にっこりほほ笑んだ。

すると彼女は、驚きの表情を浮かべ、

「え…、一緒に……?本当……??」

と、少し半信半疑な感じで
オレに聞き返してくる。


「ああ♪
 いくつか条件はついてくるんだけど、
 条件を全てクリアできるなら、
 今まで通り、一緒に居ても大丈夫なはずだ。」
「……ほんとう…に?」
「ああ。
 でも、それが出来るかできないかは、
 オレ次第になってくると思うから、
 今は正直何とも言えないけど、少し、時間が欲しい…。」

オレは、ポーレットの目を見て、そう伝えた。

そして、最後に一言、 
「……だから、泣くな♪」
と付け加えた。

すると彼女は、
何だか信じられない!というような表情を浮かべていたが、
オレの言葉の意味を理解したのか、
表情が次第に明るくなってきた…。


そして、彼女は…、

「……リ、リードさぁんんっ!(≧△≦)ノ」
「おっと!ちょっ、ポーレット……(笑)」


ポーレットはオレに飛びついてくると、
また泣きだしてしまった(=▽=)

でも、今度は悲しみの涙というより、
安堵の涙…といったところかな?


とりあえずオレは、彼女の背中をさすったり、
頭を優しくなでてやりながら、
彼女が泣きやむのを待つことにした。







-*-*-*-*-*-*-


すっかり泣きやんで元気になったポーレットを抱え、
オレは、元来た雑木林を引き返していった。

まぁ、本当は城壁を伝って
城の中庭あたりに出れたら良かったんだけど、
確か城って、ぐるっと囲まれてたと思ったから、
引き返した方が早そうかな~?と思って。



…そして、水飲み場のあたりへ、無事到着♪

「それじゃあポーレット、またな♪」
「ありがとうリードさん!また♪」

ポーレットに挨拶をして、
彼女が去って行く姿を見送った。



さてと、オレも何だか楽しくなってきたかも♪

まぁ、どうなるかは分からないけど、
あたってみることにするかね☆


とりあえず、まずは西を目指そうか!
と思って、城のある方向を向くと、
ちょうどそこにユーグさんを発見!!

っと、ちょうど良かった♪(≧▽≦)b


よーし!


「いい香りですね♪(^-^*」
まずオレは、ユーグさんにそう話しかけた。

するとユーグさんは、少し得意そうに、
「分かる?( ̄▽ ̄)」
と答えた。

よし、掴みはオッケー♪
作戦通り(≧▽≦)b



いいと思うよ

「とってもいいと思うよ♪」
と、ほめ殺し作戦発動~っ!(≧ー≦)b


すると、ユーグさんは、とてもうれしそうに
「ありがとう♪」
と笑顔で答えてくれた♪



…さぁて、ここからが本番だな。

オレは、ポーレットが向こうへ走って行くのを横目で確認し、
それから本題を振ることにした。

いやぁ、これから話す話は、
場合によっては
ポーレットに聞かせられない話に
なるかもしれないしな(=▽=;


「あ、改めて、ユーグさん!こんにちは♪」
「ああ、君は…。」
「すみません、娘さんとお付き合いさせていただいている
 リード・ハニガンといいます。」
「ああ、リルさんとこの息子さんだね♪」
「…ウチの母をご存じですか?」
「ああ、もちろんさ♪
 子どもの頃は、学校で良く遊んだりしたもんさ。」
「それって、一緒にどこかに出かけたり…とか…?」
「いや、違う違う♪
 授業の後に、みんなでワイワイ騒いだりとか
 その辺で遊んでると声をかけられたりとかって感じだよ。」
「へぇ~♪」

さすがにお袋の学生時代の事は
オレもそんなには良く知らなかったから、
こういう話が聞けるのって、何だか新鮮な感じだ♪

と、そんな事を思っていると、
ユーグさんは軽く咳払いをして、
少しかしこまってオレに話しかけてきた。

「ポーレットの事なんだが…。」
「はい。」
「あいつは、俺の大事な後継ぎの子だ。
 悪いが、戦士を目指す君とは…。」
「あの…、その件で少し、お話よろしいですか?」

ユーグさんがその話を持ち出すだろうと予想していたので、
オレは、それをさえぎるように、提案を持ちかけた。

「あ、ああ?」
ユーグさんは、少し面喰ったような顔をしてたけど、
一応、オレの話を聞いてくれるみたいだ♪

よし…。

「あの、工芸家の引き継ぎに関してなんですが…。」
「ああ?」
「ユーグさんは、いつ頃ポーレットにとお考えですか?」
「ん?そうだなぁ…。
 俺としては、結婚して孫でも産んで
 ちゃんと生活出来てるなって確認出来てからがいいかなとか
 そんな事を思ってるんだが?」
「…ということは、3~4年後くらいですか?」
「そうだなぁ…。そのくらいになるんじゃないかなぁ?」
「そうですか、ありがとうございます。」
「…それが、どうかしたのかい?」
「実は…、ポーレットから話を聞いているかは分からないですが、
 ポーレットは、オレとの結婚を望んでいるようで、
 その事で、ちょっと……。」

すると、ユーグさんの表情が少し険しくなった。

「ああ…、娘から工芸家を辞退したいと言われたよ。
 君は戦士を目指しているんだってね。」
「はい。」
「でも悪いな。
 君が何と言おうと、工芸家はポーレットに継がせる。
 これは、俺とポーレットの間で、そう約束した事なんだ。」
「それは、存じています。」
「だが君は、娘の為に
 戦士を諦める気はないんだろう?」
「…はい、すみません。」
「だったら、悪いが君に娘をやる事はできん。」

と、ここでユーグさんは
話にならん!といった感じで
話を終わらせようとしたので、
すかさずオレは、本題に移ることにした。

「でも!もし、4年待って欲しいと言ったら
 待っていてもらう事は出来ますか?」
「……それは、どういう意味だ??」

移動しようとしていたユーグさんの足が
ピタリと止まった!
よしっ、このまま会話を続けよう!

「オレは今、龍騎士を目指し、試合に参加をしています。
 もし、戦士になる事が出来たのであれば、
 次の勇者決定戦で優勝し、バグウェルに挑むつもりでいます。」
「…それで4年後……か?」
「はい、そうです。
 バグウェルに挑み、龍騎士の称号を手にすれば、
 オレはもう、心おきなく戦士を引退する事が出来ます。
 もし、それまでの間、工芸家の引き継ぎを待ってもらえるのであれば、
 オレは、彼女を幸せにしたいと思っています。」
「ふむ……。」

オレの話を聞いて、ユーグさんは少し考えているようだった。

正直なところ、この案に対して
ユーグさんに納得してもらわない限り
ポーレットと結婚する事は出来ないから、
その時は本当に、オレの事は諦めてもらわないといけなくなる…。

そうなったらアイツ、また泣くんだろうな…。


しばらくの沈黙の後、
ユーグさんはオレにこう訊ねてきた。

「もし、バグウェルに勝てなかったらどうするつもりだ?」
「…そ、それは……。」
「それに、このトーナメントだって
 まだ優勝できるとも分からん。
 そうなったら、また来年、また来年って
 期限が延びるんじゃないのか?」
「それは…確かにそうですが……。」

返す言葉がなかった(==;

ユーグさんが言うように、
オレの考えているのは、
何もかもすべてがうまく行った場合であり、
試合に負けることは、計算に入っていない状態での事。

だから、たとえここでユーグさんと約束を取り付けても、
試合の結果次第では、
オレがちゃんと約束を果たせるとは限らないのだ…。

そうだよな…。
ユーグさんと今そんな約束を交わそうとしても
はいそうですか、ってわけには
いかないよな…(==;



…オレがどうしたらいいか真剣に悩んでいると、
その様子を見てユーグさんは
オレにこう告げてきた。

「でももし、君がこのトーナメントで優勝できたのならば、
 君の提案を飲んでやらなくもない。」
「……え?」

意外だった。
あの流れだと、提案を飲んでもらうのは
難しいと思っていたのに…。

「前回の試合は勝てても、
 これから戦う対戦相手に勝てるとは限らない。
 相手だって他の対戦相手を倒し、勝ち進んでいるんだからね?」
「はい…。」
「でも、君がもし、そんな対戦相手をすべて倒し、
 優勝を手にする事が出来るのであれば、
 君が4年後に龍騎士の称号を手にする事ができると、
 信じる事が出来るだろう。
 ただ、もしこのトーナメントで負けてしまうような事があれば、
 きっと、その後に戦士になれたとしても、
 龍騎士の称号は手に入れられないんじゃないかと思う。
 ……君が本当にポーレットの事を思っているのであれば、
 きっと、どんな強敵が相手でも負けないはずだ。」

ユーグさんの話は、もっともだと思った。
もしオレが志半ばで倒れるような事があれば
"ポーレットへの想いは、その程度のものなのか?"
と言われても、仕方がないと思う。


……ただ、あくまでオレは
龍騎士になるために
戦士になりたい!という思いはあっても、
ポーレットの為にという思いは、
正直、そこまで強くは……(==;

それに、一緒に居てもいいとは思ってはいるけど、
まだ結婚とかそういうところまではちょっと…。



「……ここのところ、娘が泣いてばかりいるのが
 正直心配でならなかった。
 とはいえ、どうしてやる事も出来なかった。」
「………。」
「リードくん。」
「はい…。」
「君がもし、あの子を貰ってくれるというのであれば、
 父親の俺としては、
 あの子の幸せの為にそうしてやりたいと思う。」
「……。」
「しかし、さっきも言った通り、
 君がもし、中途半端な気持ちで娘と付き合っているのであれば、
 結婚はもちろん、交際そのものも断ち切って欲しい。」
「……。」
「俺は、君に優勝して、娘を幸せにしてもらえたらと願っているが、
 君はどうなんだ?」
「……オレは………。」
「まだ覚悟が出来ていないというのであれば、
 この先の試合で、じっくり考えてみてほしい。
 ただ、もし娘と共にある事を望むのであれば、
 例え目の前にどんな敵が現れたとしても、
 その道を突き進んでほしい。」
「……。」


オレにそう言うと、ユーグさんはその場を去って行った。
オレは正直、なんて答えていいか言葉に詰まって
どうする事も出来なかった。


泣いてばかりのポーレットを
笑顔に戻してやりたいと願うオレと、
ポーレットの為に
そこまでする必要があるのかと思う自分と…。


やっぱりユーグさんの言った通り、
オレにはじっくり考える時間が必要なのかもしれないな、と
そんな風に思った。









-*-*-*-*-*-*-*-


そこまで!

ユーグさんの言葉が重くのしかかり、
答えの出ないまま、夜がやってきた。


少し気分を変えようと、闘技場へやって来てみたけど、
試合の内容がさっぱり頭に入ってこないというか、
見てはいたんだけど、何も感じなかったというか…。

はぁ…、どうしたらいいんだろうな。




とりあえず、試合が終わったので、
オレは、人の流れに身をまかせ、
闘技場の入り口あたりまで移動した。


すると、その時…!


飲みに行かない?

「なぁ、リード!今から飲みに行かない?(≧▽≦)」
と、ロビンが声をかけてきた。


「……そうだな、行くか。」
「おいリード、何だかお前、疲れた顔してるけど、大丈夫なのか?」
「あ、ああ。ちょっと考え事。」
「ならいいけど。じゃあ行こう行こう!」

オレはロビンに連れられて、
酒場のある南通りを目指すことに。

しかし、やっぱりオレの様子が変だと、
ロビンが大丈夫か?大丈夫か?と声をかけたりしてくるんで、
正直ちょっと鬱陶しかった…(=▽=;







-*-*-*-*-*-*-*-


酒場に到着すると、
珍しくカウンターに酒が置いてあった。

…そうだな。
こういうときは、パーっと飲んで、
気分を変えた方がいいかもしれないな。



おまえのおごり!

「よし!今日はおまえのオゴり!」
「なにぃっ!……い、いいけど…(=▽=;」


ロビンは少し不服そうだったが、
元はと言えば、お前が言いだしっぺなんだし、
オゴるのが当然っ♪(≧▽≦)b





いただきま~す!

実はこの時、初めてエールを飲んだんだけど、
これって結構すごいな!


すごく楽しい気分になってきて、
ロビンと話すのも、隣の客と話すのも
楽しくなってくる!(≧▽≦)





アハハ!

そんなわけで、オレたちは
酒場で楽しい夜を過ごしました♪(≧▽≦)


でも、楽しくてついつい余計な事まで話しちゃいそうな気がしたんで、
ポーレットに関する事だけは、絶対に言うまい!と
ロビンをいじったりしながら楽しく過ごした♪

……ただ、あまりにはしゃぎすぎて、
つい長居してしまったけどね(=▽=;



解散して家に帰ろうと思っても
うまく歩けなくて、
朝になっちゃったしな、アハハ!(≧▽≦)ノ












◇今回のあとがきコーナー♪

今回の話は、ちょっと難航しました(==;
そして、その結果、
雑木林に突入するとか
わけのわからない展開を作ってしまいましたが…(笑) ←ぉぃw



今回の話のほとんどは創作って事になってしまいますが、
次の勇者決定戦で龍騎士になれればって部分は
プレイ当時にしっかり考えてましたよ♪

ただ、この当時は
仮にその作戦で行っても
ポーレットが工芸家を引き継ぐまでに
親衛隊をやめられるのかが読めなかったり、
その前にユーグさん死んじゃったらどうするんだとか
そんな事を思ったりしていたので、
当然迷いはありましたが…(=▽=;



とりあえず、なんだかんだで
結構いいお時間になってしまったので、
今回はこの辺で♪

今日はこれで寝てしまうつもりですが、
後で誤字とか脱字とか
なんか変だなぁと思うところがあったら
あとでこっそり直しておこうっと(=▽=;
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テーマ : ワールドネバーランドシリーズ

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